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亀田駅 (北海道)[かめだえき]
亀田駅(かめだえき)は、北海道函館市海岸町にあった国有鉄道(鉄道院)函館本線の駅である 。初代の函館駅として開業し、駅舎焼失による3年間の営業休止の後、1911年に五稜郭駅の開業に先立つ形で廃止された。 == 概要 == 函館 - 小樽間の鉄道を開設した北海道鉄道会社は、開業前に現在の函館駅がある若松町の土地を譲り受けていたが、住民の様々な思惑による反対運動により若松町をやめて、便宜的に当地に(初代)函館駅を開設した。当駅は函館市街の中心地や、当時の青函連絡航路で使用されていた東浜の艀埠頭からも遠く離れており不便であった。その後、敷設用地の買収が進み、状況も好転したため若松町に改めて(二代目)函館駅を開設し、当駅は亀田駅と改称して中間駅となった。しかし当時の亀田村の中心市街地であった五稜郭と函館市街の双方から外れていたため利便性が悪く、また一方で函館駅から1.3kmしか離れていなかったことから当駅の必要性が低下し、火災による焼失を期に営業を休止した後、五稜郭駅の開設の2日前に、そのまま再開すること無く廃駅となった。 その後、函館・五稜郭間の線路を海岸側へ移転する前まで、当敷地には函館工場の一部が置かれていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亀田駅 (北海道)」の詳細全文を読む
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